こちらでは、インシデント管理ツールについてお話ししていきます。あまり聞き慣れない言葉ですが、どういうものかご存知でしょうか。まずはインシデントという言葉の意味から見ていきましょう。インシデントとは、トラブルなどの危険が発生する可能性のある事態を指します。社会セキュリティにおける定義では、中断や阻害、損失や緊急事態、危機になりうる、またはそれらを引き起こしうる状況という風に定義されています。また、情報セキュリティにおける場合ですと、望まない情報セキュリティ事象や予測してしない情報セキュリティ事象であり、事業運営を危うくする確率やセキュリティ問題を脅かす確率が高いものという定義になっています。インシデントとはどの分野においても、何かしらの危険などが起こる可能性のある事を示唆しているという事です。
インシデント管理ツールについて
インシデントについて理解したところで、今度はインシデント管理ツールについて見ていきましょう。インシデント管理とは、インシデントによる悪影響を最小限にとどめる事を目的としています。そして発生したインシデントに対して記録や調査、診断および追跡をし、ITサービスの迅速なる回復を行なうものでもあります。インシデント管理ツールは、そういった一連の作業を行う為のものであり、それを利用する事でインシデントによる影響を抑え、将来起こりうるインシデントを防いでいくのに役立ちます。また、インシデントを記録したり追跡したりも出来る為、過去に起きたインシデントも辿る事が可能です。信頼できるインシデント管理ツールを用いる事により、透明性が高まり、安全性も高まっていきます。では実際にインシデント管理ツールを導入するメリットについて見ていきましょう。
インシデント管理ツールを導入するメリット
もしコンピューター障害やトラブルが起きた時、業務は停止し、滞ります。その事により契約先に迷惑をかけたり、周囲にも被害が及んでしまいます。このようにひとつのトラブルが大きなものに発展するのはよくある事です。ですから、そういった事態を免れる為にも、インシデント管理ツールによって被害を最小限に抑える事が必要となってきます。インシデント管理ツールによって情報の共有や進捗状況の明確化、原因となっている問題を除去する為に必要な人員の適正配置などが可能となってきます。これにより、迅速な復旧へと導けるのです。また、再発防止やトラブル対策にも利用できるので、将来的に同じ様な障害が起きない様にする事もできます。時間やコストを削減する為にも、インシデント管理ツールを導入し、被害を最小限に抑える必要がありますね。
SaaSならではの多彩なサービスプランがあり、利用規模に沿ったサービス提供が可能です。 導入するだけでITILに沿った運用が実現します。 日経をはじめ、各種媒体にも事例掲載されるなどメディア掲載も多数の実績があります。 大手企業から中小企業まで、導入実績は150社以上。 システム運用はインシデント管理の徹底から。 構成管理とIT資産管理で業務の効率と更に品質の向上をUPさせる為の支援をします。 インシデント管理ツールの導入で業務改善【SmartStage】